ぺんぎん先生のブログ

臨床心理学専攻志望の心理カウンセラー(仮)が、今まで受けた勉強会やセミナーで学んだ情報、北欧の心のケアやメンタルケア×ICTに向けて等々日々の持論をつづっていくブログ。

いじめ

水溜りボンドさんが今時の高校生のLINEによるいじめを体験することができるゲーム?をやってるところを動画にアップしていたので、リンク。

高校生のLINEいじめが壮絶すぎる… - #Tubee http://bit.ly/download_tubee http://www.youtube.com/watch?v=d8-iuk7CsYc

1時間目を離したら70件来るとか、私の頃でも信じられないような状況。そんな隙もない間でえぐられるような言葉をぶつけられたら、そりゃ脳だって傷つく、心も。そりゃそんな状況で明るく元気に!なんて無理な話。この体験ゲームでも、短い間に死にたくさせている。

…よく、いじめられる方は暗いからとかいう説あるが、あんなの信じなくていいと思う。いじめられてるから、”今たまたま”、生命力を失って暗くなっているだけで、その子に味方や生き甲斐や夢を見つけた瞬間、パッと顔が明るくなる。 いじめられる人コミュニケーション取れない説も信じなくていい。いじめを受けた人で、社会で立派にやっていってる人なんていっぱいいるし。歴史上の人だってそう。

あと、そもそも本当にコミュニケーション取れる人は絶対に、絶っっっ対にいじめなんかしない。

そんなの信じるくらいなら、そんなの信じて傷口に塩を塗るくらいなら、 そのエネルギーを学校や部活のほかに、あと2つくらい居場所を探すことにエネルギー使った方が絶対に良い。

私の持論だが、いじめは、どんだけ多く見積もってもやられる方は3割、いじめはいじめる方が少なくとも7割悪いと考えてる。 (※なぜ3割か、これはいじめられる前にその子に暴力を振るったり盗みをしたり、その子も何か攻撃的なことをした可能性がある場合、多く見積もって3割とする)

近年(この説がでて何年目かわからないが)、いじめる側の心のケアが必要とされている。 ほんとに必要だと思う。不足感、嫉妬、寂しさ、集団心理からいじめが起こるとされているから。家庭での寂しさ満たされなさ辛さが、いじめという犯罪に関わってるとされてるから。

だから、いじめてる人にこそ、自分の心に向き合って、自分で手当てしてみてほしい。自分の心を手当て出来る人になってほしい。

あと、いじめがもはや暴力や強盗など犯罪になってる人はほんとに警察よべ。いじめって言わずに、それはいじめじゃなくて犯罪だから。