介護と臨床心理学
今日は訓練所の介護の授業最終日でした。
担当の先生がとてもあたたかいひとで、最初の授業でも
「その人が、どんな傷を持っているかわからないじゃないですか」,
「その人が、どんな家族の歴史があるかわからないじゃないですか」
と言って、ともすれば家族やパートナーに向けられがちな介護を、現場目線で、時には虐待につながる危険性を実体験として説明してくれた。
介護を、「福祉」「介護」「ボランティア」とワードで捉えていた私には、臨場感とともに危機感を持ちました。介護と臨床心理学は遠いようでとても近いらしく、その先生は臨床心理学も学ばれたそうでした。
日頃の授業でも 「みんな大切な生徒さん、利用者さんも生徒さんもみんな大切、素晴らしいところは書いてもらった10個だけじゃない。もっともっとある。自分を好きになってあげてくださいね〜」と心を温めてくれる先生でした。
上記の2つは聞いた日から今の今後において、特に家庭の悩みを聞くときの基盤となっています。